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森田悠揮「Moth Madam」

¥29,000 税込

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2025年11月11日 19:00 から販売

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日本のキャラクター文化の中で育ち、2014年から現在に至る3DCGデザイナー・キャラクターデザイナーとしての活動を経て作家となった森田悠揮。
近年ではデジタル作品から生まれ出たような、美しいフォルムと色彩に心惹かれる作品をプロデュースされています。
小学生から大人まで「この子、かわいい」と人気の森田さんの手乗りサイズ作品です。
つぶらな瞳とふわふわ感がかわいらしく、美しい色彩のグラデーションとうっすら光るきらめきが心をくすぐる作品ですね。

W5×H10×D5cm　樹脂

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【森田悠揮（Yuuki Morita）ステートメント／Artist statement】

デジタル空間の無限の自由から、現実世界の厳しい物理的制約への遷移は、私の芸術表現の一部を成す彫刻のプロセスそのものです。デジタルという無形のキャンバス上では、創造性の限界はほぼ存在しません。思い描くあらゆるものが形を成します。
しかし、その高度に自由な創作物を物理的な実体としてあえて「削ぎ落とす」行為自体が彫刻であり、それにより作品には新たな次元の意味が加えられます。

この過程は、単なる形の変換以上のもの —デジタルの自由と現実の不自由の間の橋渡しとしての彫刻— を体現しています。

自然物や生物をモチーフとして選ぶ理由は、このテーマの探究において中心的な役割を果たします。
自然物とは、形として美しいものというだけではなく、未来永劫続く変容と循環のシステム自体を意味します。
デジタルの自由さを通じてこれらのモチーフを探求することで、私は自然界の無限の可能性を表現します。
しかし、それを現実の物理的形態へと落とし込むことによって、その不定形な完全自由たる存在の局所に蔓延る我々が直面する不自由さと不完全さ—重力、物質の限界—に直面します。
この対比こそが、私の作品に深みを与えるものです。

このプロセスはまた、デジタルと物理の世界の間の相互作用を探る実験でもあります。
自然界からインスピレーションを得た形態をデジタル技術で再解釈し、それを現実の物体として実現することで、私は自然と人間の創造性との間の対話を模索します。
この作業は、見る者に対して、自然界の自由さと変容性、そしてそれを模倣し、変換しようとする古典的な人間の試みについて、深く考える機会を提供します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森田悠揮

【森田悠揮（Yuuki Morita）プロフィール】

2014　立教大学現代心理学部卒業
　　　フリーのキャラクターデザイナー、３DCGデザイナーとして活動を開始
2019　作家活動開
　　　 Beautiful Bizarre Art Prize 彫刻カテゴリー、デジタルアートカテゴリーにて入賞
　　　企画展「Ritual」 (Haven Gallery/ニューヨーク)
2020　アートフェア「SCOPE Art Show 2020」(ニューヨーク)
2021　アートフェア「Art Salon Paris」(ルーブル美術館/パリ)
　　　初個展「OVERWHELMED」(Ultra Super New Gallery/原宿)
2022　個展「PURE」(The ANZAI GALLERY in Terrada Art ComplexⅡ/天王洲アイル)
　　　「Farマガジンfeat. KENZO コラボレーションPOPUP」(代官山蔦屋書店/代官山)
2023 「ONBEAT ARTSHOW」(銀座三越ギャラリー/銀座)
2024 「ブレイク前夜展」(GINZA SIX/銀座)
　　　「GOLEM ph2」(CONTRAST TOKYO/渋谷)
　　　森田悠揮個展「COCOON」(Azur rosé Galerie /根津)
その他イベント多数